こんにちは!関口です。
先日参加した本のソムリエ清水克衛さんのセミナーではオススメ書籍の紹介があったのですが、その中の一冊がふと気になり、早速読んでみました。
その本は小説なのですが、主人公は若い女性で、自分の夢である大好きなカフェをオープンさせます。
夢が叶って最初は経営も順調なのですが、徐々に先細りに…。
すると、ある日「飲食コンサル」と名乗る人物が現れ、話を聞くうちに主人公の女性はそのコンサルの実践的なノウハウに傾倒していき、様々な取り組みを行ないます。
分かりやすいところでは材料の質を落として原価を下げてみたり、お客さまの回転を高めるためにレイアウトを変更したり。
コンサルのアドバイスを聞いては実践していきます。
すると、はじめのうちは効果が表れました。
しかしそんな効果もすぐに頭打ちになり、結局カフェは3年持たずに閉鎖に追い込まれ、信頼していたコンサルも逃げるように去っていきます。
すべてを失った主人公の女性は、「いったい何のためにカフェを始めたんだろう」とそこで初めて考え、さまよい苦しみながら生きるうちに様々な人と出会い、そこで学び、事実は小説より奇なりな展開で(小説ですが)、最終的にもう一度閉鎖になったテナントで再起する。
…という内容なのですが、読んでいる途中から「分かる。分かるよ~」みたいな気持ちになり、自分と重ねて一気に読んでしまいました。
私もオープン直後の苦戦していた頃(今も苦戦していますが)にはまさに自称コンサルタントや評論家?みたいな人にたくさん出会いジタバタしましたので、余計にそう感じたのかもしれません。
苦しい時って誰かにすがりたくなってしまうんですよね。
しかし今思う事は、たとえばプレミアムフィットネスにきてくださっている会社の社長さん、経営者の方達なら、そんな「自称コンサルのハウツー」なんて軽く聞き流すんだろうな~と容易に想像ができますので(笑)、私も様々な経験と挑戦をした結果、そうした本質を見抜く目を持ちたいと思いました。
「事実は小説よりも奇なり」ですから!
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